曲げわっぱは木製のお弁当箱で、「ご飯が美味しい」「おかずが美味しそうに見える」など、最近人気が出ていますね。「使ってみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
その一方、「お手入れが難しそう…」と躊躇している方もいると思います。
私自身も、すぐにカビさせちゃうんじゃないかな…?と使い始めるまではとても不安でした
曲げわっぱは安価なものではないですし、使い始めたら長く愛用したいですよね。
そこで今回は、意外と簡単・短時間でできる曲げわっぱのお手入れ方法を、シーン別にご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
【購入時】まずは湯通しを
曲げわっぱのお弁当箱を購入したら、まずは「70度前後のお湯を張って流す」を2~3回行いましょう。
未使用の曲げわっぱは、天然木の木の香りが少し強いことも。また木特有の色素が食べ物に移ってしまうこともあるので、事前準備を行うようにしましょう。
湯通しが終わったら1~2日しっかり乾かしてから使いはじめます。
【使用前】ほんのひと手間が大切
お弁当箱全体をサッと水で濡らして、清潔な布で拭き取ってからお弁当を詰めましょう。
そうすることで木材に水分が含むので、ご飯がくっつくいたりおかずの油分や汁が染み込むのを防ぐことができます。
食後洗うのが楽になるので必ずやってるよ!
【詰め方のポイント】
ご飯を詰める時のポイント
曲げわっぱには、温かいご飯をそのまま詰めてOK。ですが蓋はご飯が冷めてから閉めましょう。
ご飯が温かいうちに蓋をしてしまうと、水蒸気が沢山発生してカビの原因となります。
おかずを詰める時のポイント
プラスチックのお弁当箱でも同じですが、おかずの汁気はしっかりとってから詰めるのが鉄則。汁気はお弁当箱のシミの原因になる他、衛生的にもNGです。
また油っぽいおかずを詰める時は、キッチンペーパーなどで油分をしっかり吸わせてから詰めましょう。おかずカップなどを使って、お弁当箱とおかずが直接触れないようにするのも有効です。
【使用後】素材に合わせた洗い方
曲げわっぱのお弁当箱は、スギやヒノキなどの天然木100%でできています。そのため人工物のプラスチックとはお手入れ方法が異なります。
曲げわっぱのお弁当箱の素材は3種類あり、塗装の有無でお手入れ方法が異なります。
白木(無塗装)の洗い方
【1】スポンジを使って、湯または水で洗う(洗剤は使用しない)
ご飯のこびりつきや汚れが強い場合は、熱めのお湯に5~10分つけてふやかしてから、スポンジで洗う。(※つける時間が長いとゆがみの原因になることもあるので、放置しないように気を付けましょう)
【2】洗ったら布巾で水気をふき取り、平置きにして1~2日しっかり乾かす。
毎日使わずに洗い替えを用意し、1日おきに使うのが理想…!
お弁当箱を洗う時にお湯を使うと、乾きやすくなるよ!
漆塗り・ウレタン塗装の洗い方
【1】普通のお弁当箱と同じように、スポンジを使って中性洗剤で洗う(食洗器・乾燥機はNG)
【2】洗ったら布巾で水気をふき取り、平置きにして1~2日しっかり乾かす。
お手入れ方法を理解して、お弁当箱を選ぶ
いかがでしたでしょうか?曲げわっぱのお手入れは、意外に簡単で時間もかからないことが何となくお分かりいただけたでしょうか?
とはいえ、わっぱの種類によってケアの違いや丈夫さが異なるので、ご自身の生活スタイルに合わせてお弁当箱を選ぶのがおすすめです。
うちの夫は帰りが遅く、お弁当を食べ終わってから洗えるまでに時間がかかってしまうので、白木よりも丈夫な漆塗りを購入しました(^^)
実際に使ってみるととても簡単だったので、次は白木に挑戦したい!
ここまでお読みいただきいりがとうございました!皆で曲げわっぱ生活を楽しみましょう~!